STRAUMANN
SIRIOS™ SW UPDATES

Straumann SIRIOS™ ソフトウェア バージョン 1.0.8
アップデートのご案内

このたび、Straumann SIRIOS™ ソフトウェア 1.0.8がリリースされ、さまざまな新機能および改善が追加されました。

今回のアップデートでは、アーチ反転、咬合距離調整、ロック領域の一時解除、モノクロ表示にグレーの追加、オルソシミュレーターなど、SIRIOS™ / SIRIOS™ X3のデジタルワークフローを幅広くサポートするアップデートが含まれています。

臨床を進化させる、Next level scanning.

より使いやすく進化を続けるSIRIOS / SIRIOS X3。ソフトウェア1.0.8へのアップデートをお願いいたします。

バージョン1.0.8の主な内容

アーチ反転

上下顎のスキャン順序を誤ってしまった場合でも、再スキャンすることなく上下顎データを簡単に入れ替えられる機能です。咬合採得(Bite)ステップで上下顎スキャンデータを反転できます。

主なポイント

  • 再スキャンが不要になり診療時間を短縮 
  • 患者負担を軽減
  • スキャン中の操作ミスによるストレスを軽減しリカバリー可能に
  • 技工所へのデータ送信時の混乱を防止

※咬合スキャン取得前のみ実行可能
※派生スキャン(例:スキャンボディ)取得前のみ実行可能


咬合距離調整

レビュー画面において、上下顎間の距離を咬合方向(垂直方向)に調整できる機能が追加されました。

※実際の咬合状態や接触強さの評価は、咬合紙などの臨床情報とあわせてご確認ください。


ロック領域の一括解除

スキャンデータのロック領域を一括で解除できるようになりました。ステージングスキャンやインプラント症例など、複数回に分けてスキャンを行うワークフローにおいて、より柔軟なスキャン編集が可能になります。

主なポイント

  • すでにロックした領域を個別に解除する手間を削減
  • スキャンのやり直しや撮影範囲の変更に迅速に対応
  • インプラント症例や段階的なスキャンワークフローでの操作性向上
  • スキャン編集時のストレス軽減と作業効率向上
  • 複雑な症例でも柔軟に再スキャンを実施可能床的に不要なスキャン工程の省略をサポート
  • ユーザー主導の柔軟なスキャンワークフローに対応

想定ケース

  • 支台歯形成前後で複数回スキャンを行う症例
  • 歯肉圧排後に再度スキャンする症例
  • スキャンボディを用いるインプラント症例
  • 仮歯やプロビジョナルを活用した段階的なスキャン症例

モノクロ表示カラーの追加

モノクロ表示が改善され、従来の単一色(ベージュ調)による表示から、濃淡を持つグレースケール表示に対応しました。

主なポイント

  • 歯肉と歯牙の境界が把握しやすい
  • マージン確認が容易
  • 形態の凹凸を直感的に把握できる
  • 色の影響を受けずに形状評価が可能

※ソフトウェア上の表示のみに適用され、送信されるデータには反映されません。


オルソシミュレーター

Straumann AXS™ Ortho Simulatorは、患者の口腔内スキャンデータをもとに、AIが歯列の変化をシミュレーションし、矯正後のイメージを3Dで可視化する機能です。SIRIOSで取得した上下顎のスキャンデータを取り込み、想定される歯列変化を患者へ分かりやすく提示できます。

操作は簡単、3つのステップ

  1. SIRIOSからスキャンデータをアップロード
  2. AIが歯牙を認識・解析
  3. シミュレーション結果を3D表示

メリット

  • カウンセリングの質の向上、患者の理解度向上
  • 院内のデジタル体験の向上、SIRIOSデータをそのまま活用

<注意事項>

  • シミュレーション結果は治療結果を保証するものではありません
    Ortho SimulatorはAIによって生成された予測イメージであり、実際の治療結果を保証するものではありません。治療計画、患者状態、治療方法などにより最終結果は異なる場合があります。
  • 診断ツールではありません
    本機能は患者コミュニケーションを目的とした可視化ツールです。診断や治療計画の代替として使用するものではありません。
  • スキャン品質が結果に影響します
    シミュレーション精度は元となる口腔内スキャンデータに依存します。不十分なスキャンデータでは、期待するシミュレーション結果が得られない場合があります。
  • 対応範囲に制限があります
    現バージョンは審美シミュレーションが「4 から 4(前歯部中心)」に限定されています。歯列全体の変化を完全に反映するものではありません。
  • 患者説明時は補足説明が必要です
    シミュレーション画像のみを提示するのではなく、「これは治療後のイメージを理解するための参考画像である」ことを明確に説明することが推奨されます。

バグ修正

  • Scanbodyステップで術前スキャン(Pre-op Scan)が正しく読み込まれるよう改善
  • Quick Scanの再スキャン時に発生していた画面フリーズを修正

更新方法

ソフトウェアを起動させた際に更新を促すポップアップ画面が表示されます。ポップアップ画面をクリックすると、更新プログラムのダウンロードとインストールが実行されます。

最新バージョンへの更新をお早めに実施いただくことで、より快適な環境でご利用いただけます。

最適なソフトウェアパフォーマンスのための

ベストプラクティス

SIRIOSを快適にお使いいただくため、以下の操作をお試しください。

  • 1日1回の再起動によるメモリクリア
  • スキャン中は他のアプリケーションを終了
  • 各工程のスキャン時間は5〜10分以内を推奨
  • リカット後は他画面に移動せず、すぐに再スキャン
  • Windowsパスワードの適切な設定
  • 常に最新ソフトウェアへアップデート
  • 適切なファイアウォール/侵入防止設定の実施

詳細については、テクニカルサポートへご相談ください。